知り合いが朝6時から7時まで、NHKのラジオで英語を聴いているとのこと。
というわけで、僕もNHKラジオ第二放送を聴いてみた。
すると「朗読の時間」ということで、何かの小説が読まれていた。
淡々とした描写の中にも引きこまれるものがある。
「野菊の墓」だという紹介があった。
「野菊の墓」は明治時代の作家、伊藤左千夫のデビュー作だ。
15歳の政夫と17歳の民子の悲恋を描いている。
目的地に着いたので、ラジオを聴くのは途中で中止。
続きは Kindle で読んだ。
単純な描写で、この悲劇を語っている。
熟練の業といってもいい。
作者の伊藤左千夫は41歳のときにこの小説でデビューし、48歳で亡くなった。
死因は脳溢血だそうだ。
ゆっくり読んでも2時間ほどの作品だ。
少し悲しい気分になりたいときにちょうどいい。
結論:女の方が年上でもいいじゃないか!
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