YouTube の動画「英語の話し方1-5 英語を英語らしく話すために、まず英語の発想を身につける。英会話上達に悩まれる方への気づきとコツ」を見ていて思ったのが、「そもそも日本語と英語は主語が違う」ということ。
この動画では、たまたまある店の前を車で通りかかったときに、
「この店で私は働いています」
と日本人の生徒さんが言おうとして、"This store..." で絶句してしまった、というエピソードが紹介されていた。
英語教師のフカホリシロウ氏は、「そんなの "I work here." とか、"I work at this store." と言えばいいじゃん」と言っていた。全くその通りだけど、日本語では「この店」というのが主語として来てしまうので、言い換えに時間がかかってしまう。
無理に文頭に「この店」を持ってこようとすれば、
"This store is my work place."
"This is the store where I'm working."
とか言えなくはない。
そのような現実を踏まえて、日本人にとっての実践的な英語上達法というのは、多分、こんな感じだと思う。
(初心者)
1:「この店で私は働いています」
2a:「私はこの店で働いています」
2b: "This store is my work place."
3: "I work here."
頭の中の思考回路では、1 → 2a → 3 でもいいし、1 → 2b → 3 でもいい。
(中級者)1 → 3
(上級者) 3
中級者から上級者になれるのは果たしていつの事やら?
結論:日暮れて道遠し
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