2017年11月21日火曜日

【★ 英語4能力の非対称性】

前にも述べたかもしれない。でも、大切な事なので何度でも言う。

英語の能力には「聴く、話す、読む、書く」の4つがある。このうち、「聴く、読む」に要求される語彙は膨大だ。でも「話す、書く」に必要な語彙は多くはない。だから、自分の知っている限られた数の単語だけで99%の事は表現できる。

具体的に、「話す」について考えてみよう。たとえば、週末に何をやったかを思い出して話をしようとする。
〇 難しい内容を日本語で表現する:こいつは簡単だ
〇 難しい内容を英語で表現する:これは難しい

そこで、「難しい内容を英語で表現する」の部分を迂回してみる。
〇 難しい内容を日本語で表現する → 易しい日本語に言い換える → 易しい英語に翻訳する

これなら何とかできそうだ。

ここで必要とされるのは、
〇 難しい日本語を易しい日本語に言い換える能力
〇 易しい日本語を即座に易しい英語に翻訳する能力
これら2つだ。

これら2つとも簡単ではない。しかし困難というほどでもない。努力すれば何とかなる程度だ。難しい日本語を易しい日本語に言い換える段階で、細かいニュアンスが落ちてしまうのは仕方がない。あきらめよう。大切なのは言いたいことが即座に伝わることだ。

これを繰り返していれば、頭の中に英語の回路ができて、ペラペラになれる、はず。

結論:まずは易しい日本語への言い換えだ

外国人と言葉が通じない男性のイラスト(英会話)





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