2017年11月5日日曜日

【★ UV曲線とは】

経済関係の本を読んでいるとUV曲線というのが出てくる。Uは unemplyment rate で失業率、Vは vacancy rate で欠員率だ。

縦軸に失業率、横軸に欠員率を毎年プロットしたものが UV曲線だ(図1)。失業率や欠員率は総務省や厚生労働省がデータを出している。

失業率が増えれば欠員率は減り、失業率が減れば欠員率が増える。これらの動きはUV曲線の上を行ったり来たりする。つまり景気が悪くなると左上に、景気が良くなると右下に動く。

ところが、プロットした点がUV曲線から外れてしまうこともある。つまりUV曲線自体がシフトしたと考えられる。言い換えれば時代が変わったということだ(図2)。

1970年代から現在に至るまで、UV曲線は右上にシフトしている。労働者、雇用者双方ともに厳しい時代になったともいえる。とはいえ、2017年はブルーのUV曲線の右下端になっている(図2)。景気は回復しつつあるということだ。

結論:好景気突入だ!




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