あらすじは、以下のとおり。
銀行員で社会人生活をスタートした主人公が49歳で子会社に出向になり、63歳で退職となった。自由を満喫するはずが、もともと仕事人間だったため、時間を持て余してしまう。そこでジムにいったりカルチャースクールに行ったり、呼ばれてもいない祝賀会に出席したり、不本意な生活を送る。
ここまでは鬱展開。まるで昔見た映画の「アバウト・シュミット」の日本版みたいだ。シュミットは救いなく終わってしまったが、「終わった人」はここから山あり谷ありのストーリーが始まる。
作者の内館牧子氏の文章は脚本家らしく短文だ。一人称語りであることもテンポの良さを際立たせている。
これは見習うべきだ。
結論:「終わった人」はぜひ聴くべし! もちろん読むのもOK
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