2017年4月16日日曜日

【★スジを通す、ということ】

先日のこと

職場で顧客の1人が「スジを通せよ!」と怒鳴っていた。
怒鳴られたのは僕ではなく、同僚だ。

「スジを通す」というのは、分かるような分からないような日本語だ。
噛み砕いていえば「ルールを守れ」ということか?

ただし、そのルールは明文化されたものではない。
多くは俺様ルールだ。

つまり、「スジを通せ」というのは、
「明示されていない俺のルールに従え」
ということになる。

無茶苦茶だ。

僕が思うに、「明示されていない俺のルール」は、「俺」が黙って守るものだ。
人に強要するものではない。

たとえば、約束の5分前には到着しておくこと、というのは俺様ルールだ。
自分にとって大切なルールかもしれないが、他人にはどうでもいいこと。
1分前に到着しようが10分前にだろうが、他人にとやかく言われることではない。

「明示されていない俺様ルール」を綺麗な言葉で表現すれば「信念」か?
それならなおさら人に強要することではない。

「俺の信念を守れ!」と怒鳴ったりしたら、周囲の失笑をかうだろう。


結論:スジは通させるものではなく、黙って自分が通すものだ










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