YouTube のコメント欄が英語の勉強になる。
今回紹介するのは "Sir Alex Ferguson "Gerrard is not a top top player" | Gerrard's reaction" という動画。
サッカーのリバプールFCで長らくキャプテンをつとめてきたスティーブン・ジェラードに対し、ライバルチームの元監督であるアレックス・ファーガソンが、「ジェラードは一流だが超一流選手とはいえない」と評し、それに対してジェラードがコメントしているもの。
中身はちゃんと見ていないがコメントが面白い。
まずはこの動画をアップした Football time が、「アレックス・ファーガソンは間違っている。スティーブン・ジェラードはヨーロッパで最高のミッドフィルダーの1人だと思うよ」とコメントしている。その後に878件もの返信がついている。ヨーロッパのサッカーファン達のコメントだ。
ファンといっても生易しいものではない。贔屓のチームの応援に命をかけている人たちだ。日本で言えば、大衆食堂でビールを飲みながら野球中継に対して大声をあげているオヤジどもだろう。
そのせいか、語彙が下品。でも勉強になる。
duh 当たり前
brainer 脳みそ足らず
bollocks きんたま
treble 3倍の
sums 浮きカス
boast 自慢する
dick デカ、刑事、男のシンボル
hes = he is
ur = you are
moron まぬけ
shitty いやな
コメントの大半が単純な文型を使っている。それでいいのだと思う。
でも、中には日本人から見れば複雑な文型も混ざっている。
What do you exactly mean by stating "Wasted his talent"?
Only trophy he didn't win with LFC was PL, does this mean anything less than what he could've achieved with other clubs.
ちょっと訳してみよう。
「才能を浪費した」ってどういう意味だい。あいつがリバプールFCで獲りそこねたトロフィーはプレミア・リーグだけだろう。他のチームにいたらもっと凄いことを達成することができていたはずだとでも言うのか!
こんな感じかな。(違ってたら教えてください)
コメントの大半はリバプールFCのファンとおぼしき人たちで、「ファーガソンは何を言ってるんだ! スティーブン・ジェラードこそトッププレーヤーじゃないか」と憤激している。ここに United(マンチェスター・ユナイテッド)や City(マンチェスター・シティ)などのファンも加わって「そうだ、そうだ!」とやっているのだ。でも、時々「俺はジェラードよりも〇〇の方が上だと思うね」と反論する奴もいて、それに対する再反論でさらに盛り上がっている。
短文が多いし、読んでいたら飽きない。
結論:YouTube コメントは教科書よりも勉強になるかも
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