誰かの名言。
「本を読むのは、女と一夜をともにするみたいなものだ」
うまいこと言う。
でも、あまり知らないことを良く知っているものに喩えるのが普通。
なので、私にとっては「本」と「女」の順序が逆だ。
最近、読んだ文章の中にこんな一節があった。
同窓会で昔あこがれていた女の子と再会した。
もちろん当時の自分に告白する勇気はなかった。
でも、彼女も僕に気があったことを知ってショックだった。
もっとショックだったのは……
あの美少女が見る影もなくなっていたことだ。
よくわかる、男として。
さて、何でこんなことを急に言い出したのか。
昨日、筒井康隆の最高傑作は『七瀬ふたたび』だと言った。
何十年ぶりに、もう1度読んでみようと思った。
なんだか旧い友達に会うみたいな気がした。
でも、読んでみてガッカリしたらどうしよう。
ちょっと怖いな。
結論:何十年ぶりに会う火田七瀬。果たして今でも美しいのか?
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