2018年1月16日火曜日

【★ 「ヤバい経営学」を読み直した】

「ヤバい経営学 - 世界のビジネスで行われている不都合な真実」をキンドルで読み直した。

確か、僕がキンドルを使い始めたときに無料カテゴリーに入っていたように記憶している。題名も面白そうなのでダウンロードした。

題名からは、裏経済学とか裏ワザとか何らかの暴露本だとか、そんなイメージを持つ。でも、中身は全然違う。真面目な経営学の本だ。因みに原書のタイトルは、"Business Exposed: The naked truth about what really goes on in the world of business" というものらしい。

印象に残った部分を1つあげる。不況時あるいは不調時の企業のあり方だ。著者は、不調時こそ色々やってみろ、と言う。色々やれば失敗も沢山あるが、生き残りの手掛かりも出てくるはず、というもの。

得てして人間というものは、好調の時にはあれこれ手を伸ばし、不調の時にはコア部門、収益部門に集中して凌ごうとしがちだ。もっと言うと、リストラや不採算部門の閉鎖、切り詰めで乗り切ろうとする。でも、これは間違っているらしい。

自分の経験でも、組織がV字回復をなしたのは、試行錯誤のいくつかが当たったことが理由のように思う。

タイトルに惑わされず、真剣に読もう。

結論:「ヤバい経営学」は真面目な経営の本だ




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