「日本は誰と戦ったのか~コミンテルンの秘密工作を追求するアメリカ」の著者、江崎道朗氏によれば、当時のルーズベルト大統領はソ連・コミンテルンの秘密工作に振り回されて日米戦争に突入させられた、とのこと。
コミンテルンというのは1919年にレーニンが創設し、1943年まで存在した国際共産党ネットワークのことで、Communist International、すなわち Comintern だ。
江崎氏によれば、昭和20年当時、早期終戦を実現させようとしていた日本が、日ソ中立条約を締結していたソ連を仲介に和平交渉をしようとしていたところ、ソ連側の指導者であるスターリンが意図的に遅らせようとし、アメリカには無条件降伏の要求を貫くようにしむけ、結局は東京空襲、沖縄戦、広島の原爆投下、長崎の原爆投下まで行ってしまったのだそうだ。この文脈からすれば、日ソ中立条約を破ってソ連が8月8日に参戦したのも当然か。
ヨーロッパでは東西冷戦は終結したが、東アジアでは今なお共産主義国と自由主義国が睨み合っている。現代の「コミンテルン」にしてやられないよう、日本も注意を払う必要がある。
結論:色々な物の見方が必要だと思う
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