2018年1月8日月曜日

【★ 「火花」を聴いた】

Audible で又吉直樹氏の「火花」を聴いた。

2015年に第153回芥川龍之介賞を受賞したので純文学になる。
でも、お笑い芸人が書いた自伝的小説なので面白いのだろう、と期待していた。

まあまあ面白かった。
でも、すごーく面白かったかと言われれば、いささか疑問だ。
ここで言う面白いというのは、笑えるとか、血沸き肉躍るとか、そういう意味ではない。
心を揺さぶられたとか、影響を受けたとか、そんな意味のつもり。

純文学だからそんな事を期待してはいけないと言われるかもしれない。
でも、村上龍氏の「限りなく透明に近いブルー」には衝撃を受けた。
こちらも芥川賞であり、純文学なんだけど。

「火花」は、お笑い芸人の世界を覗き見るという意味では興味深いかもしれない。

結論:「火花」、面白く思う人には面白い、はず




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